Different Love





「・・・怒んないでよ」



「怒ってねーよ。」





そうぶっきらぼうに言う
その純の顔は冷たくて



会いに来たことを後悔した




「・・・・・・う・・・い・・・」



「あ゛??」



「もういい!!」





純へのプレゼントとで作った
ケーキと、
必死に貯めたお小遣で買った
竹刀のストラップを
壁に投げつけて、



私は走り去った




「・・・・・・ひより!!」






後ろから聞こえる純の声を無視して。





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