Different Love
「・・・あれ、乗ろう」
そう言って観覧車を指差した智史くん。
きっと時間的にも
この観覧車に乗ったら
最後。
「・・・うん。」
ちょっと可愛くない返事をした。
観覧車に乗り込むと
向かい合わせに座った
トン、っと肩を叩かれた
「・・・ん」
また無口に、
顎で窓を示す
「・・・をっ!」
外を見ると、
すっごく綺麗な夜景があった
驚いて、変な声が出てしまった・・・
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