Different Love



「やっ・・・離してっ!」



不審者??


やだやだやだ、
怖いよ


でも、周りは真っ暗で
誰もいない



おじさんは、
なめ回すように
わたしの首を撫でる



「はぁはぁ」


「やっ、やあっ!」




誰か、誰か・・・



「田畠ぁぁあ!!」




なぜか
あいつの名前を読んでた



来るわけないのに。



あいつの家は私とは
反対方向だから。






< 68 / 88 >

この作品をシェア

pagetop