ミリオンラバー
「なあ、俺聞いてないけど」
朝から小暮明人は不機嫌だった。
あの事件以来、小暮は文化祭の準備を真面目に手伝うようになった。
多少クラスメートと気まずいことはあるが、光本が間に入りそれを上手く取り持ってくれていた。
少しずつではあるが、お互いが相手を受け入れるようになっていた。
にも関わらず小暮は今ものすごく不機嫌だった。
「ちゃんと言ったよ。小暮君もいいよって言ってくれたじゃん」
文化祭の準備のプリントをまとめながら柚羽は言った。
「こういうことだとは思わなかったんだよ!」
小暮はそのプリントを指差した。
そこに書かれていたのは、
唐揚げ作り講習あり。
講師→しんちゃん、美月さん
朝から小暮明人は不機嫌だった。
あの事件以来、小暮は文化祭の準備を真面目に手伝うようになった。
多少クラスメートと気まずいことはあるが、光本が間に入りそれを上手く取り持ってくれていた。
少しずつではあるが、お互いが相手を受け入れるようになっていた。
にも関わらず小暮は今ものすごく不機嫌だった。
「ちゃんと言ったよ。小暮君もいいよって言ってくれたじゃん」
文化祭の準備のプリントをまとめながら柚羽は言った。
「こういうことだとは思わなかったんだよ!」
小暮はそのプリントを指差した。
そこに書かれていたのは、
唐揚げ作り講習あり。
講師→しんちゃん、美月さん