ミリオンラバー
がさっと紙を開く音とともにザワザワする。


誰々?
私違う。良かったー


そんな声が聞こえる中、柚羽は自分の紙を見つめ目を丸くした。

「良かった。外れだ。柚羽どうだった?柚羽?」

答えない柚羽の手元を真理は覗きこみ、それを見た瞬間思わず吹き出した。

「あはははは!柚羽!あんたって最高!」

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