ミリオンラバー
「まだ決まんないのー?時間切れね。坂梨!」
ルリ子に急に呼ばれた柚羽はまだ、やりたくないと言い続けて周りの女子からなだめられていた。
「ルリ子先生!私やりたくない!実行委員で忙しいんです!」
「まあまあ。落ち着いてよ。選ばせてあげるから。ロミオ」
語尾にハートが付きそうな勢いでルリ子は言った。
「選ばせる?」
「そ!坂梨が選んでいいよ。ロミオ役。好きな男子選びなさい」
ルリ子に急に呼ばれた柚羽はまだ、やりたくないと言い続けて周りの女子からなだめられていた。
「ルリ子先生!私やりたくない!実行委員で忙しいんです!」
「まあまあ。落ち着いてよ。選ばせてあげるから。ロミオ」
語尾にハートが付きそうな勢いでルリ子は言った。
「選ばせる?」
「そ!坂梨が選んでいいよ。ロミオ役。好きな男子選びなさい」