太陽と夜に舞う月 前編
古賀優麻の目を見つめても、何も読めない…なんだ、こいつ?

「俺が全くわからないって顔だね」
「....」

古賀優麻はまたニヤッと笑ったら目の前から消えた!!
ヒュッと耳元で音がしたから、反射神経で下にしゃがみ、古賀優麻の回し蹴りをかわした。

「wow!!」
「っ!!」

さっき、男にくらわしてた技と同じだったから避けられた。

「これを避けられるとはw じゃあ、これはどー?」
次は両手の往復攻撃。速い…
なんとか、手でかわしながらも一発一発がとても重い…

パシッパシッ!!

そんな音が鳴り響いて私はだんだんと壁の方に追いやられた。

「チッ」

追いやられてしまったらおしまいだ!
タイミングをつかんで下にしゃがんで、ガラ空きな足元に蹴りをいれた
見事にヒットした!

「いってぇっ!」

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