姫はワケあり黒猫様
















気づいた時には、真っ黒が私を包んでて。







赤が散らばっていた。






























ガシャーン











機会の潰れた音は何とも不愉快極まりない。






それ以前に。
























怖かった。











目の前で





















鉄の塊が腹に刺さってる、







唯一のお兄ちゃんが
























“消えてしまう”と、いうことが。









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