キライ、キライ、ダイキライ。




「いや、惚れてもらったのはありがたいんだけどさ?オレにだって…」


「いやいやいやいや、ないないないないない。」


訳わからないオトコの話を止める。


「は?」


オトコは怪訝そうな顔であたしを見た。


「あたしが惚れた?ないないないない…」


「照れんなって。別に…」


「本当にありえないから―…!」


とっさに近くにあった枕を投げつける。




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