キライ、キライ、ダイキライ。
「いてぇ…なにすんだよ…!」
いきなりだったからか顔面にクリーンヒットしたらしい枕を掴みながら睨まれるあたし。
「それだけはない。死んでもありえないから…!」
「照れてんなよ。別に…」
…ウザい。
ウザすぎる…。
「だからっ!あたしはオトコが嫌いなのっっっっ!」
思いっきり叫ぶ。
「………は?」
しばらくの間の後、オトコは声を漏らした。
「あたしはとにかくオトコが生理的に無理なの!だからあなたのことを好きになるわけないのでご心配なく!」
そろそろ本当にめんどくさくなってベッドから飛び起きる。
「ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした!今後近づかないでいただけたらご迷惑かけないと思うので!」
あたしは顔を見ずに頭を下げると保健室から飛び出した。
本当に最悪っ!