ほしくず




「ここ………どこ?」




車に乗せられて、十数分。全く知らない場所にあたしは来ていた。






「お~。その子が姫~?可愛いじゃん。」




どこからどう見ても軽そうな男があたしに喋りかけてきた。





「こんにちは。横伊 港です。よろしくね。姫。」





あたしの高校の制服を着ていることから同じ高校とは分かる。
けど、見たことがない。






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