ほしくず
「いらっしゃいませ~。」
早速お客さんが来て、伝票を持ってテーブルに向かった。
「メニューお決まりになりましたか。」
「え~っと、カフェオレで。」
………ん?
どこかで聞いたことのある声。
「どうしたの?」
友樹!
「い、いえ。カフェオレですね。しばらくお待ち下さい。」
顔が引きつるのを感じながら、なんとか笑みを浮かべ、カウンターへ戻った。
「日菜子さん。カフェオレ一つお願いします。」
「はあーい。」
なんで、友樹がここに?
まさか、偶然?