ほしくず



「いらっしゃいませ~。」





早速お客さんが来て、伝票を持ってテーブルに向かった。





「メニューお決まりになりましたか。」





「え~っと、カフェオレで。」






………ん?


どこかで聞いたことのある声。





「どうしたの?」






友樹!





「い、いえ。カフェオレですね。しばらくお待ち下さい。」




顔が引きつるのを感じながら、なんとか笑みを浮かべ、カウンターへ戻った。






「日菜子さん。カフェオレ一つお願いします。」




「はあーい。」






なんで、友樹がここに?
まさか、偶然?










< 94 / 127 >

この作品をシェア

pagetop