bloody mary

「おまえにソコまでの覚悟があンなら、遠慮なんていらねェよな?」


「ふぁ?// ふぇ?//」


「菜々、俺と来い。
おまえは永遠に俺のモンだ。」


「っっ???!!!
っひゃい!! ふひゃぁぁいぃ!!」




宇宙と交信できそうな言語?が聞こえたケド、ソレは承諾デスヨネ?

まぁ、別に承諾なんていらねぇケド。
今さら拒否したって、もう手遅れだケド。

おまえは俺が攫ってく。


「『家族』なんかで満足するつもりはねぇケドな。」


艶っぽく囁いたマリーは、赤くなった菜々の耳の縁を舌先でなぞった。


「~っっっ??!!/////
クァwセdrftgyフジコ??!!」


またも宇宙語を発しながら、マリーの下で菜々が身体を跳ね上げる。

反応が初々しい。
ドコまでも、いちいち可愛い。


(どんな顔してンだ…)


想像はつくケド。

少しだけ身を起こし、菜々の顔を至近距離で覗き込む。

あーあ。
やっぱ、ゆでダコ。

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