月灯りに照らされて
コンコン♪
「翠、具合どうだ~」
バットタイミング。薫が入って来た!
「ちょっと、橘さん、翠と結婚ってなんですか!?」
「あっ、陽菜ちゃん、良かった。わざわざ連絡しなくても済んだね!
うん、陽菜ちゃん、俺達、今日から夫婦だから、よろしくね!
結婚式とかは、翠が退院してから決めるけど、あっ、そうだ、
陽菜ちゃん、土日、空いてる?」
「はい、空いてますが・・・・」
「よかった。翠のアパート、引き上げるんだけど、翠は、まだ不自由な
状態だから、土曜日、引っ越し、手伝ってくれないかな・・・・」
「えっ、ちょ・ちょっと待って、引っ越しって、薫、私がいないのに
するの?」
「うん、だって早い方が良いし、今月一杯で出ますって、不動産屋
連絡したよ!」
「何で、勝手に決めるのよ!私にだって、都合があるのよ!」
薫に訴えると、薫は、捨てられた子犬のような目で、私を見て
「だって、翠と早く一緒に住みたくて・・・・・・」
駄目だ、この目で見られると、何も言えなくなるんだった・・・
仕方なしに、観念し
「はぁー、解ったわよ。陽菜・・・・頼んで良いかしら?・・・」
「・・・・はぁー、仕方ないわね。捨てるものと残すものだけ
リストアップして頂戴。後は、何とかするから・・・・
このバカップルめ!」
「ありがとう。陽菜ちゃん。一樹との結婚式には、夫婦で
出るからね!」
「えっ、結婚式!」
「あれ、聞いてないの?陽菜ちゃん、おめでたなんだよね!」
「えっ、えっ~~~~~~~~~」
陽菜の妊娠を知った私だった・・・・。
「翠、具合どうだ~」
バットタイミング。薫が入って来た!
「ちょっと、橘さん、翠と結婚ってなんですか!?」
「あっ、陽菜ちゃん、良かった。わざわざ連絡しなくても済んだね!
うん、陽菜ちゃん、俺達、今日から夫婦だから、よろしくね!
結婚式とかは、翠が退院してから決めるけど、あっ、そうだ、
陽菜ちゃん、土日、空いてる?」
「はい、空いてますが・・・・」
「よかった。翠のアパート、引き上げるんだけど、翠は、まだ不自由な
状態だから、土曜日、引っ越し、手伝ってくれないかな・・・・」
「えっ、ちょ・ちょっと待って、引っ越しって、薫、私がいないのに
するの?」
「うん、だって早い方が良いし、今月一杯で出ますって、不動産屋
連絡したよ!」
「何で、勝手に決めるのよ!私にだって、都合があるのよ!」
薫に訴えると、薫は、捨てられた子犬のような目で、私を見て
「だって、翠と早く一緒に住みたくて・・・・・・」
駄目だ、この目で見られると、何も言えなくなるんだった・・・
仕方なしに、観念し
「はぁー、解ったわよ。陽菜・・・・頼んで良いかしら?・・・」
「・・・・はぁー、仕方ないわね。捨てるものと残すものだけ
リストアップして頂戴。後は、何とかするから・・・・
このバカップルめ!」
「ありがとう。陽菜ちゃん。一樹との結婚式には、夫婦で
出るからね!」
「えっ、結婚式!」
「あれ、聞いてないの?陽菜ちゃん、おめでたなんだよね!」
「えっ、えっ~~~~~~~~~」
陽菜の妊娠を知った私だった・・・・。