月灯りに照らされて
翌日、翠は、仕事に向かい、朝一番に、南条夫妻に、
休んだ謝罪と、今後の相談をし、相談の結果、9月末で仕事を
辞めることにした。
「翠ちゃん、本当に残念だけど、こればっかりは仕方ないわね。
最初は、一人でも大変なのに、二人じゃ、余計よね・・・・」
茜は、本当に残念そうに言った。
「茜、これも翠ちゃんの為だ。仕方ないよ。翠ちゃん、その代り
休みになったら、家に顔を見せに来てくれ。俺達は、君の
親代わりでもあるんだから。」
亨さんの言葉に、思わず涙する翠であった。
仕事の事も決まり、リフォームの事も決まり、薫と翠は、新しい
スタートを切ろうとしていた。
暑い夏も過ぎ、9月に入って、リフォームの図面を見ながら、
建築士の高橋さんと薫達は、細かい打ち合わせをした。
リフォームといっても、全面的に改装するので、かなり大がかりに
なる。
費用は、今住んでいるマンションが売れたので、それを充てることに
なった。
自分たちの城になるので、薫も翠も妥協したくなくて、かなり
細かく打ち合わせをし、納得が行くまで話し合い、お陰で、
リフォームは、ほぼ、薫達の理想通りに出来上がった。
休んだ謝罪と、今後の相談をし、相談の結果、9月末で仕事を
辞めることにした。
「翠ちゃん、本当に残念だけど、こればっかりは仕方ないわね。
最初は、一人でも大変なのに、二人じゃ、余計よね・・・・」
茜は、本当に残念そうに言った。
「茜、これも翠ちゃんの為だ。仕方ないよ。翠ちゃん、その代り
休みになったら、家に顔を見せに来てくれ。俺達は、君の
親代わりでもあるんだから。」
亨さんの言葉に、思わず涙する翠であった。
仕事の事も決まり、リフォームの事も決まり、薫と翠は、新しい
スタートを切ろうとしていた。
暑い夏も過ぎ、9月に入って、リフォームの図面を見ながら、
建築士の高橋さんと薫達は、細かい打ち合わせをした。
リフォームといっても、全面的に改装するので、かなり大がかりに
なる。
費用は、今住んでいるマンションが売れたので、それを充てることに
なった。
自分たちの城になるので、薫も翠も妥協したくなくて、かなり
細かく打ち合わせをし、納得が行くまで話し合い、お陰で、
リフォームは、ほぼ、薫達の理想通りに出来上がった。