月灯りに照らされて
「翠、隠さないで。綺麗だよ。」と、言われ、薫に私の両手を取られ
頭の上まで上げさせられた・・。

次の瞬間、ブラが外され、私の胸は薫の前に晒された・・・。

薫は、優しく私の胸にキスを落し、手は、片方の胸を柔、柔と、揉み始めた。

そして、その手は、わきから下へと進み、最後の下着も脱がされ、
生まれたままの姿になった・・・。

「翠、綺麗だ・・。こんなきれいな躰は、初めてだ・・・・」と、耳元で
囁く声に反応し、「あっ、・・・・ふっ・・・・」と、自分でも
出したことがないような声が出た・・・。その声を抑えようと手を口元に
持って来たら、「翠、翠の感じている声を聞かせて」と、言うと、私の手を
口元から外した。

そして胸の頂を、口に含まれた瞬間、私の躰に快感が走り、軽く仰け反って
しまった。そして、薫は、器用に、私に愛撫施しながら、自分の服を脱ぎ捨て
、お互いが生まれたままの姿になり、薫の分身が固くなっているのが
解った・・・。男の人の体を見たのは、ほぼ初めてで、思わず顔が赤く
なる翠だった。

「翠、男の裸は、初めて?」と聞かれ、小さな声で「うん」と、答えると
薫は、私の手を、彼の分身に持って行った。

「これが男だよ!」と教えてくれた。私は、恥ずかしさのあまり、
すぐに手を離した・・。薫は、そんな私の行動も気にせず、愛撫を
どんどん深めて行った。

私は、薫から与えられる愛撫に、何度となく体を仰け反り、薫はますます
私を翻弄させた。

「あっ・・・・ん、・・・・ふっ・・あっーーーー」と、声が出てしまい
それがますます薫の気を良くしているらしく、次第に薫は、私の中に
指を入れてきた。その行為が、また私の快感を煽り、そして

「あっ、か・お・る・・怖い。な・にか・・くる・・あっ-------」

「翠、一度、イケ・・・」

「あっ--------------」と、頭の中が真っ白になった・・・。

そして、次の瞬間「翠、入れるぞ!」と、私の膝を割り、薫の分身が
私の中に、入って来た。

「あっ・・・いたっ・・・・ん・・・・」

「翠、力を抜け・・そうじゃないと、おれも苦しい・・」

「あっ、解らない、どうしたら・・・・と言い終わらないうちに
薫がキスをしてきた。

薫のキスで、躰の力が抜けた、次の瞬間、薫の分身が奥まで入ったのが
わかった。
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