月灯りに照らされて
二人で、ゆっくり過ごした旅行は、あっという間に終わり
私たちは、また忙しい日々に入った。
********************
季節はいつの間にか、秋を過ぎ、いよいよ冬へと変わる季節に
なっていた・・・・。
大学に行くと
「翠、今日、ランチ出来る?」と、陽菜が聞いてきた。
「うん、大丈夫よ。一緒に食べましょう」
「じゃーいつもの時間で・・」陽菜とランチの約束をして
私は、ゼミに顔を出した。
「田中教授、おはようございます」
「おぉー、小鳥遊君、おはよう」
ゼミの田中教授に挨拶をし、皆がいる場所に座った。
「小鳥遊、就職先、決めたか?」と、同じゼミの山口君が聞いてきた。
「うん、とりあえず、業種は決めてあるけど、なかなか狭き門かな?」
「やっぱ、就職難なんだよなー。俺なんか田舎に帰って来いって
言われているけど、就職先なんかねーぞ!」
「どこも、不景気だから、なかなか大変だよね・・・・」
「俺も、田舎に帰って来いって言われたけど、職がないから
こっちで就職探すって親に宣言したよ」と、やはり同じゼミの鈴木君。
そうなのです。いよいよ来月の1日から、就活が始まるんです。
頭が痛いです・・・。出来るだけ希望通りの職に就けるように
頑張るしかないのです・・・・。はぁー・・・ため息しか出ない・・・。
私たちは、また忙しい日々に入った。
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季節はいつの間にか、秋を過ぎ、いよいよ冬へと変わる季節に
なっていた・・・・。
大学に行くと
「翠、今日、ランチ出来る?」と、陽菜が聞いてきた。
「うん、大丈夫よ。一緒に食べましょう」
「じゃーいつもの時間で・・」陽菜とランチの約束をして
私は、ゼミに顔を出した。
「田中教授、おはようございます」
「おぉー、小鳥遊君、おはよう」
ゼミの田中教授に挨拶をし、皆がいる場所に座った。
「小鳥遊、就職先、決めたか?」と、同じゼミの山口君が聞いてきた。
「うん、とりあえず、業種は決めてあるけど、なかなか狭き門かな?」
「やっぱ、就職難なんだよなー。俺なんか田舎に帰って来いって
言われているけど、就職先なんかねーぞ!」
「どこも、不景気だから、なかなか大変だよね・・・・」
「俺も、田舎に帰って来いって言われたけど、職がないから
こっちで就職探すって親に宣言したよ」と、やはり同じゼミの鈴木君。
そうなのです。いよいよ来月の1日から、就活が始まるんです。
頭が痛いです・・・。出来るだけ希望通りの職に就けるように
頑張るしかないのです・・・・。はぁー・・・ため息しか出ない・・・。