月灯りに照らされて
「メリークリスマス、薫」と、プレゼントを渡した。

「翠も、メリークリスマス」と、薫も翠にプレゼントを渡した。

二人で、一緒にプレゼントを開けると、

「「えっ・・・・」」と、声がはもった・・・。

なんという偶然!二人とも、同じ時計だった・・・。

薫は、翠に女性用で、翠は、薫に男性用の本当に、同じ時計だった。

「「ハハハッ・・・・」」

「俺達、凄いな!ここまで来たら、本当に運命だわ!」

「本当にそうだね!凄いね、私達!」

自然と視線が絡み合い、お互い、ただひたすら唇を重ね合った。

そして、激しく絡み合い、そのままベットへ移動した。

「あっ・・・・ん・・・・あ・・・・・」

激しいキスを繰り返しながら、私の躰を撫でまわす・・・・

胸の頂を捕えた薫は、弾いたり、摘まんだりしながら刺激を
与え、私は、それだけで軽くイキそうになりながら

「翠、翠・・・・愛してる・・・」

薫は、そう言いながら、より一層、私に快感を与え続ける・・・・

「薫・・・・お願い・・・・来て・・・・」

私の方が、限界だった。

「翠・・・」切なそうに言いながら、私の中に薫が入って来た

薫は、激しく腰を動かし、私は、ただ、薫にしがみ付きながら
湧き上がる快感に、身を任せた・・・・

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