月灯りに照らされて
「「メリークリスマス」」カチン♪

「今年も、美味しそうだなぁー。頂きます。」

「どうぞ、召し上がれ。」

翠は、今年も、コスプレで、薫を招いた・・・。

でも、今年は、すぐに襲われることはなかったが・・・・・

『翠・・・後でしっかり、お仕置きな・・・』と、言われ

『????何で、お仕置き』

『そんな格好してたら、すぐに翠が欲しいのに、今日に限って、お腹が
 死にそうにすいているから、我慢するんだ・・だからお仕置き』

変な理屈で、言い負かされた気分る翠だった。

「薫、メリークリスマス。開けてみて・・・。」

「翠、これは俺からのクリスマスプレゼント」

「オッ、万年筆だ。それも名前入りで、使いやすそう!」

「うん、折角、議員になったんだもん、良いペンを使って欲しくて
 ちなみに、手帳に丁度挟まるサイズだからね。私もお揃いだよ!」

と、手帳と万年筆を見せた。

「翠、俺のも開けて・・・・」

「うん」ガサッ・・・・「エッ・・・・薫・・・これって・・・」

それは、ダイヤがびっしり埋め込んである指輪だった・・・。
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