晴れ時々毒舌2
冒険小説の時代だった。
僕が十七才くらいの時に市の図書館で偶然見つけたのが、内藤陳の冒険小説の時代って本です。
いわゆる、作品を紹介した本です。
それを夏休みに借りて読んで驚きました。
海外の冒険小説から日本人の冒険小説までとにかく内藤陳さんが誉めて誉めて誉めまくってるんです。
もう手元にないので記憶だけですが、冒険小説の世界も僕は、初めてでへー!!そんな作家や作品が、あるのかと思いましたね。
キャビンライアルの深ぷプラスワンとかディックフランシスの競馬シリーズやロバートビーパーカーのスペンサーシリーズとかですね。
とにかく借りれる本は借りて夏休みに読みまくったんです。
内藤陳さんは、ハードボイルドもエンターティメントも全てひっくるめて冒険小説と呼んでましたね。
この人は、とにかく誉め上手でそして情熱的でした。
俺がこんなに楽しんでんだから読んでよって感じが伝わって来ましたね。
鷲は舞い降りたとか戦争冒険小説とかスパイものまで僕は、全く知らない世界を堪能しましたね。
日本人では、三人ですね。北方謙三、船戸与一、志水辰夫ですね。