晴れ時々毒舌2
愛と暴力と自意識作家
花村満月です☆なんと芥川賞を間違えてとったんですけどね(笑)
この作家は僕には特殊な存在で書いてないけど大好きです。
最初は音楽物のゴッドブレイス物語で、デビューしてブルースで、ミステリーやハードボイルド界に認識されましたね。
なぜ特殊な存在でかは、非常に近いものを感じすぎるんで書きたくないと言うね(笑)
ちなみに芥川賞を取った一連の作品はそれほど好きでないんです。
近いのはブルーカラーの出身で体験してる事がとても近いんですよ。
もちろんあちらは、プロだし年代も違うけど若い頃の体験記読んでるとあー一緒じゃんって多すぎてね。
花村満月は、ハードボイルドでも暴力作家でも無くて自分自身で、新しい道徳観を造り上げようとしてる作家でしょうね。
笑う山崎って読みやすく深いやくざ物が有りますが良かったら読んで欲しいなと思います。
当たり外れが最近は多くて手を抜きやがってっても多いけどワルツは久しぶりに良かった。
百万遍シリーズは、自伝的過ぎて好き嫌い出るけどワルツは一人の女をめぐり二人の男が絡み合う戦後の闇市物ですね。
彼は、綺麗事ばかり書かないので特攻隊が、いわゆる覚醒剤を使って飛んだことも書いてます。