晴れ時々毒舌2
僕の好きなおじさん
父の弟になるおじさんですが、会社倒産時に最後までなんだかんだと言っても父に付いてきた人で僕が最も仕事では怖い人でしたね。
背が百六十も無くてずんぐりした体型で怒ったら何でもするような人でしたね。
現場派の人で僕が三十代過ぎから一番苦しい時期にかなりの数の現場を共にしました。
最初は、僕が現場監督つまり下請け所長で補佐をするような形でしたが、後に親父とおじさんと僕がある会社に拾われてからは親父は、ほとんど営業でおじさんが、所長で僕が班長とかでした。
贔屓は無くて班長とかしたくないけど、免許関係を僕が持ってたのと人をまとめるのが上手かったからだと思います。
時には、年上の一流の人の下にももちろん付いたしおじさんの下では何でもやりました。
怒ると○○!!と僕の下の名前で怒ってました。
周りは親戚なのに厳しいよなでしたし僕はびびってました。
二日酔いで偉そうな口をきいた若いのを鉄筋の棒を本気で投げつけたり、また違う若いのは、50代に近いおじさんに服を持たれて引きずり回されたりしてた。
腕もないのに偉そうな口を利くと大変でした。
かつては、トンネルの世界に入らなければヤクザからの誘いが沢山あった人でまあ怖くてね。