夜桜と朧月
一度、お義兄さんとそのご両親、そして父と私が姉の仏壇の前に集まり、今後の事を話し合おうと言うことになった。



咲希と多希は私が育てたいと、我が儘とも言える主張を述べたら、以外にもそれはあっさり受け入れられた。



お義兄さんのご両親もまだ壮齢で、共働きだから、まだ手がかかる孫達の面倒を頻繁に見てやるのは困難だと言うこと。




近隣の保育施設はどこも満杯で、未満児の保育を受け入れる余裕はないこと等。




それらを併せて、付きっきりのベビーシッターがいてくれた方がありがたいと、皆に諸手をあげて私の意見は受け入れて貰えたのだった。
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