綺麗すぎる恋愛
「ねねっ、舞ちゃんだよねっ?」
前の席から、いきなりグイッと顔を近づけてくる女の子。
「そうだけど・・えっと・・名前なんだっけ」
「相川 綾華だよぉ。私、ずっと舞ちゃんに憧れててねー?」
綾華ちゃんは、自分の髪をクルクルしながら唇をとんがらせて話し始めた。
苦手なタイプかな。
「そっか・・ありがとう。」
また笑顔を見せた。
私の笑顔引きつってるかも。
さっきあんなこと言われたから・・。