ナルシ!?俺様!?上等上等!!


出された小さな小指に俺の小指を絡めた。




「ゆい、そろそろ行かなきゃ…またね!ゆう君」



手を降り去っていくゆい。

病院のフロアまで送った俺は、花冠をつけているのを忘れ、自分の病室へと戻った。





「…あ!加賀君!何処いたの……って、何ソレ!!」


俺の病室にいた宮本が俺の頭を見て爆笑しだした。

イラッとして睨みつけるも怯まないやつ。


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