ナルシ!?俺様!?上等上等!!

もともと忘れていた携帯を取りに教室に居ただけの事。


要件はすんだ。




「あっ、待ってよ…!」




パシッっと、繋がれた手を素早く振り払う。


うわっ、コイツ俺に触りやがった。




「…触んな、チビ」




俺は一言漏らすように呟き教室を離れた。


後ろから何かを言う声が聞こえた気がしたが、俺が聞く義務はない。

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