自分の権利





...俺の心のさえずりは
きっと、この人間には
聞こえないだろうな。





俺は悔し涙をこらえ

「ありがとうございました」

と吐き捨てた。


子どもにだって強がりがある。

プライドがある。




子どもにプライドがないと
子どもに感情がない傷つかない
生き物だと認識している
親に絶望した。




足早に俺はその場から去り
1人うつむきながら
心と戦った。


< 12 / 12 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:2

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

もてあます
rittuco/著

総文字数/226

恋愛(その他)2ページ

表紙を見る
イキカタ
rittuco/著

総文字数/4,048

青春・友情24ページ

表紙を見る
お願いだから
rittuco/著

総文字数/207

ノンフィクション・実話4ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop