あたしは、あんたのもの。




ぼーっとしていた頭が一気にさえる気がした。






「い、いやだ...」





今まで絶対に弱みを見せなかったあたしの口から思わずそんな言葉が飛び出た。







パンダはそれを無視して、立ち上がる。







「好きにしていいよー。こいつはどうなってもいいから。」






そう言い残し、パンダ達は出ていった。







すぐに男たちに囲まれる。








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