あたしは、あんたのもの。
あたしは力を振り絞って立ち上がると、机に置いてあった携帯に手を振りかざした。
誰でも、誰でもいいから!!
けれど、ピッと言う音が聞こえるや否や、後ろからのびてきた手に引きずり降ろされた。
「おぉ、綺麗な子じゃねぇか。」
「ラッキー」
「じゃ、俺先ー」
「ふざけんな、俺がさきだ」
そんな声に囲まれて、あたしの服は脱がされていった。
ブレザーのボタンが飛んで、カーディガンがびりっと破られて、スカートがまくりあげられる。
靴下まで脱がされてしまった。