あたしは、あんたのもの。







そうは思ってても。







現実には引っ張られる頭に手をやって呻くことしかできない自分。









腹が立ってしかたない。










「あんたも懲りないわねぇ???毎日毎日学校来て、疲れないのぉ???」







語尾を延ばした猫なで声に聞かれる。










本当に不思議に思ってるんだ、こいつら。







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