あたしは、あんたのもの。







「転んでこうなるか、普通?!」









あたしが何かを言うより早く、彼は手を伸ばしてあたしのブレザーの袖を捲り上げる。










そこにはありえないほどの青あざがあり、切り傷もあった。










彼は急いでもう片方の袖も捲り上げる。









そこにも同じようなキズ。











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