あたしは、あんたのもの。






一生懸命弁解するあたしを無視して、彼はもう一度抱き上げて部屋を出て行った。










そのまま裏バーをでて、タクシーを拾う。











抵抗する間もなく、すぐに総合病院についてしまった。










また抱えられてタクシーから降りる。










不思議なことに彼は代金を払わなかった。








< 98 / 178 >

この作品をシェア

pagetop