きょうの、ぼく。

学校の門で私は我に帰った
こんな奴に腕を引っ張られてる場合じゃない

「離しなさいよ・・・っ!!」

私は大きくモップの手をはらった
それに驚いたモップは口から干し芋を落とす

「あぁー・・・芋ちゃん台無しや」
「私の立場が台無しよ!皆の前にいきなり現れて、いきなり変な事してさ!!何様のつもりなのよ!!」
「姉さん、そう怒るなて。助け呼んだん姉さんやん」

モップの喋り方が頭痛を引き起こす

「勇者って、迷惑をかけて助けるのね!」

そう言って私は下駄箱に戻る
もう、変な勇者の噂をするのは止めよう
ラチが明かない

< 11 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop