きょうの、ぼく。

維の場合


鳩と泣き声、騒ぎ出す園児
何も無いお昼から溜め息をする私

「我が、モップ様だぞー!!」

公園の滑り台に立って園児が木の棒をかざしている
勇者モップ。
誰が噂を立てたのか解らない人物
又は、架空人物として知られている
良い子を助けてくれるらしい

「モップ様、私を助けてみてよ。凄く良い子なんだから」

そんな言い訳を自問自答しながらも
心の中で『助けて欲しい』と思った
クラスイジメ。それが私の悩み
誰も助けてくれない世界無い



要らない
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