きょうの、ぼく。

「イジメは良くあらへんよ。人を傷付けたらバチあたんで」

今度は関西弁らしき言葉で話始めた
口にくわえた干し芋を食い千切りながら
かっこ良さげな言葉を言うが
何故だろう、酔っ払いのおっさんしか見えない

スリーズ金髪と睨みあい火花が散る
私もこの状況には耐えられない
そそくさとと周りの人が廊下に散らばる

「へえー、お前がモップ勇者?本当に居たんだ」
「如何にも。まあ、知らない内に勇者というレッテルを貼られててな、ぼくも困ってるんよ」

眉間にしわを寄せるワン金髪に対し
ニコニコと陽気に笑うモップ勇者

逃げたいです
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