わたしの旦那さんは芸能人。



結愛を泣かせた優真くんは結愛を子ども部屋に連れて行き、気分を直した。


…が、

優真くんと結愛がいなくなったリビングは私一人。



結愛の次は結菜が機嫌不詳。

1人で黙々家事を始めたが、時間が立つにつれて苛立ち始めた。




『優真!』

「あ、はい」

『結愛ばっかり』

「やきもち焼いてるの?」

『違う』





確かに私が今発した言葉はやきもちに該当するかもしれない。



優真くんの言ってることもわかるけど…

わたしはただ寂しいだけ。




それにしても自分の娘にやきもちをやいていると思うと少し恥ずかしい気がする。





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