愛証~NO1に愛された姫~
ゆっくりと車は停まり、外を見ると繁華街だった
なんで?と思う私に音弥は
「ここが俺たちの本拠地だ。ついてこい」
そう言って私たちを車から下ろした
私は雷の手をしっかりと握り音弥のあとを追った
音弥が入ったお店の看板には
"クラブ blue" と書かれていた
クラブって・・・何?
まさか!変なお店じゃないよね?!
入口で立ち止まった私を、グイグイと押して「入って入って」と言うクラさん
背中を押され恐る恐る入ると、広いフロアーに埋め尽くされている人!!
しかも皆さん怖そうですよ・・・顔が・・・
だっていかにも不良って感じなんだもの・・・
その人たちを見た雷も怖かったのか、私の足にしがみついてきた
そんな雷を抱っこした私は、中央に出来ている道を進み音弥の元へ行った