恋しちゃった。
「おまたせ。…ん?」
見てみるとそこにはあの人と知らない女の子が二人いた。
「だから、そんなんじゃないって…」
「じゃあなんで下着売り場の前にいるの?」
「いやらしーい!…あ……。」
一人の女の子が私に気がついた。
「アンタ、誰?」
…は?
「…初めて会った人にその言い方はなくない?」
「は?うざっ」
「あのさーそれ西南の中学生の制服だよねー
中学生のくせに生意気なんだよ!」
だから馬鹿は嫌いなのよ。
すぐ喧嘩売ってきて…。
「あー…里奈、もう行こうぜ」
「あっくん、あいつ彼女なの?」
「ちがうから。ついてくんなよ。」
手を引かれてエスカレーターに乗る。
初めても二回目もこの人に、
手を繋がれました。