セカンド・ウエディング~彼の愛は濡れる雨のごとく~
お弁当を食べ終え…佳世と仄果ちゃんは退散した。



俺にようやく安息の時間が戻って来たが。



佳世の今後の動向が気になった。



「ゴメンなさいね…」



「…林さんとは仲いいのか?」




「うん…まぁ…でも…あそこはセレブだから…お付き合いに困る」





「セレブ?」




「林さんの旦那さん…歯科医なの」



「へぇ~っ…でも今日は居ないようだな…」



「医師会があるって言ってた…」




「ふーん」


俺は杏の話に耳を傾けて相槌するだけ。

少しだけ佳世の情報も手に入れて今後の参考にさせて貰った。





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