セカンド・ウエディング~彼の愛は濡れる雨のごとく~
~杏SIDE~
「今日…孝典さん…遅いね…」
「今夜は仕事で遅くなるのよ…」
私は洗濯物を畳み、理沙はちゃぶ台で国語の漢字の宿題をしていた。
運動会の日から…
孝典さんの態度が素っ気なくなった。
やはり…会社の部下に私との関係を知られたのがネックになって…
会社を辞めて…会社を興すようなコトも言っていたけど…
私との結婚だって具体的な話し進んでいない。
「ねぇ?ママ」
「何?理沙」
「今夜は仕事で遅くなるのよ…」
私は洗濯物を畳み、理沙はちゃぶ台で国語の漢字の宿題をしていた。
運動会の日から…
孝典さんの態度が素っ気なくなった。
やはり…会社の部下に私との関係を知られたのがネックになって…
会社を辞めて…会社を興すようなコトも言っていたけど…
私との結婚だって具体的な話し進んでいない。
「ねぇ?ママ」
「何?理沙」