セカンド・ウエディング~彼の愛は濡れる雨のごとく~
俺は土砂降りの雨の中、杏のアパートに向かって車を飛ばした。



ワイパーも効かないほどの雨の降り方。



でも、真っ直ぐに俺は杏の元に向かう。




俺は杏しか見ていなかったーーー・・・




外は濃い雨に閉ざされていた。




赤信号すらも鬱陶しく思うほど…心は余裕を失っていた。





杏に会いたいと思うキモチが先走ってしまうどうしようない。









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