セカンド・ウエディング~彼の愛は濡れる雨のごとく~
「ただいま…」



「お帰り…今日は早いのね…」



玄関先に杏と理沙ちゃんが出て来た。



「二人に話があって・・・」



「話?」




「…けじめを付けようと思って…」




「「!?」」




杏と理沙ちゃんは顔を合わせて不思議そうに俺を見つめる。





「…クリスマスに結婚式を挙げようと思うんだ…」



「クリスマスに結婚式!?何で…そんな大変な日に結婚するの?」


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