セカンド・ウエディング~彼の愛は濡れる雨のごとく~
花嫁が話し込んでしまうハプニングがあったけど…



後はスムーズに式は進行し…無事に挙式を終えた。



「はい…これ」



千紘さんが私の肩に白いファーを羽織ってくれた。




「ありがとうございます…」



「…あの中学生だった…孝典君が結婚するとは…俺も年を感じるよ」



桐生夫妻が私たちの元に挨拶に来た。




「…お会いするのはあれこれ…10数年振りですね…」



「そーだな」



「初めまして…杏さん…」


藤ヶ谷社長夫妻の長女の留奈さんが私に挨拶する。


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