セカンド・ウエディング~彼の愛は濡れる雨のごとく~
「…君のエリアは他の人に振るから…今日限りで君はクビ」
「待ってください!!所長」
「…君の働いた分の給料は日割りで計算して…ちゃんと振り込むよ…ヨーセーさんは大口だし。本社にバレたら俺も処分される。悪いね…永瀬君」
「所長…」
「話はおしまい…ご苦労様…」
北条所長は私を置いて、応接室を出ていった。
突然、解雇されてしまったーーー・・・
他の外交員たちは外回りに出ていて、社内には誰も居なかった。
私はバックに私物を詰め込んで、ガランとした営業所を出る。
まだ、昼の13時過ぎ。
昼の強い陽射しに思わず瞳を細めた。
「待ってください!!所長」
「…君の働いた分の給料は日割りで計算して…ちゃんと振り込むよ…ヨーセーさんは大口だし。本社にバレたら俺も処分される。悪いね…永瀬君」
「所長…」
「話はおしまい…ご苦労様…」
北条所長は私を置いて、応接室を出ていった。
突然、解雇されてしまったーーー・・・
他の外交員たちは外回りに出ていて、社内には誰も居なかった。
私はバックに私物を詰め込んで、ガランとした営業所を出る。
まだ、昼の13時過ぎ。
昼の強い陽射しに思わず瞳を細めた。