セカンド・ウエディング~彼の愛は濡れる雨のごとく~
「…心配しないで下さい…直ぐに見つけますから」
「…杏は事務経験はないのか?」
「残念ながらないんです。でも、ハローワークで少しだけ…パソコンの講習は受けました…」
「…電話番くらいはできるよな」
「電話番ですか・・・はい、それなら…」
「俺の元で働くか?」
「えっ?それって私がヨーセーで」
「いや…俺はヨーセーを辞めて会社を興す…」
「辞めるって…どう言うコト?だって・・・孝典さんは…課長で」
「社長になるんだ。杏…君は秘書だ」
孝典さんが社長で、私が秘書?
「…杏は事務経験はないのか?」
「残念ながらないんです。でも、ハローワークで少しだけ…パソコンの講習は受けました…」
「…電話番くらいはできるよな」
「電話番ですか・・・はい、それなら…」
「俺の元で働くか?」
「えっ?それって私がヨーセーで」
「いや…俺はヨーセーを辞めて会社を興す…」
「辞めるって…どう言うコト?だって・・・孝典さんは…課長で」
「社長になるんだ。杏…君は秘書だ」
孝典さんが社長で、私が秘書?