イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
私の顔を見て、

航は慌てて言った。

「…バカ。

ムカつくのは坂崎にだ。

オレの友子を、傷つけるから」

そう言った航は、

私の頬を優しく撫で、


「・・・嫌いにならないで」


「・・・だから、嫌いになんて

ならない・・・

友子がオレの事嫌いになっても、

しつこく好きでいるから・・・」


そう言って微笑んだ航は、

私の唇に、そっと口づけた。


「坂崎とのキスなんて、

オレが忘れさせてやる・・・

オレの事だけ考えてろ」

・・・

そう言った航は、

優しいキスを何度も繰りかえす。

・・・

そのキスに、

しだいに溺れていく。

今は、航の事だけしか、

考えられなくなる・・・
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