イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
「す、すみません」

私は急いで立ち上がり、

頭を下げた。

・・・

「相変わらず、そそっかしい子ですね」

そう言ってクスクス笑っているのは、

・・・

「徳間社長」


「…急いで、何の用ですか?」


「これに目を通していただきたいのですが、

お時間はありますか?」


「…ああ、大丈夫」

秀人の後を歩いて、

社長室に入った。

・・・


・・・・・


「・・・どうでしょうか?」

「・・・」


「…もう一度、練り直した方が、

よろしいですか?」


「・・・いや、これでいい。

これで行こう。航にそう伝えてください」

秀人の言葉に、ホッと

溜息をついた。
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