イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
社員の間を縫い、

私は、エレベーターに乗り込んだ。

・・・

私に一体何の用事なのか?

…社長室のドアを、ノックすると、

秀人の声が聞こえた。

「・・どうぞ」


「…失礼します。あの・・・

どういったご用件でしょうか?」


私の質問にただ微笑んだ秀人。

ソファーに座るよう言われ、

それに従った。


「・・・あの?」

沈黙に耐えられなくなった私は、

秀人に声をかけた。


「プロジェクト成功、おめでとう」

「・・ありがとうございます」

・・・

「だが、このプロジェクトを白紙に

戻すことも考えてる」


「・・・え?」

何を急に言い出すの?

秀人の意図が見えず、困惑する。
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