イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
「昨夜、友子はオレに、

好きだと、愛してると言ってくれたよな?」



「・・・」



「今朝だって、

同じ言葉を聞いた・・・

珍しく友子から、キスしてくれた・・・

それなのに、なぜ?」



「・・・気が、変わったんです。

ごめんなさい・・・

もう、貴方とはやっていけない」

そう言い終えた私は、

玄関に向かって歩き出した。

・・・

航が後ろから私を抱きしめた。

「オレは、友子を愛してる。

ずっと一緒にいたいと思った。

友子となら、一生やっていけると思ってた」

・・・

航の言葉が胸に突き刺さる。

私も同じ気持ち。

でもそれじゃあ、

航がクビになってしまう。
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