イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
クイッ・・・ん?

・・・

私は佐伯部長の力とは

全く逆に引っ張られ、

佐伯部長が振り返った。

・・・

「高橋、どうした?」

・・・

私の腕を引っ張ってるのは、

高橋課長。

姿が見えなかったので、

帰ったものだと思っていた。

・・・

「佐伯部長すみません、

三浦はこれから大事な用がありまして」

高橋課長は、そう言ってニコリと微笑んだ。

・・・

大事な用など、私にはない。

佐伯部長は、眉間にしわを寄せ、

「そうなのか、三浦?」

と聞いてきた。


「え・・っと「三浦急ぐぞ、

それじゃあ失礼します」

何も言えない私を、

高橋課長は、さっさと連れ去った。
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